イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリ。同社のトップが、親会社のフィアットによるフェラーリ株売却の噂を否定した。
これは19日、『ロイター』が報じたもの。同メディアの取材に応じたフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「フェラーリの株式を売却するという計画は、全くない」と語ったという。
2010年秋、一部メディアが「フィアットはフェラーリの株式売却を検討している」と報道。フィアットはフェラーリの株式の85%を保有しているが、これを51%まで引き下げる意向と伝えられていた。
フィアットはフェラーリ株売却で得た資金で、クライスラーグループの株式を買い増すのでは、との観測も流れていた。