【新聞ウォッチ】夏のボーナス…「節電」商品人気、HVは11位

モータースポーツ/エンタメ 出版物
ホンダ・フィットシャトル・ハイブリッド
  • ホンダ・フィットシャトル・ハイブリッド
  • トヨタ・プリウスα

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2011年6月22日付

●インドで二輪年1000万台、ホンダ、生産6倍に(読売・2面)

●トヨタ期間工4000人募集へ、増産に対応、日産、ホンダも採用拡大(読売・10面)

●ボーナス「国内旅行に」1位「震災後の気分転換」節電商品も人気、電通総研調べ(読売・38面)

●国会70日延長へ、首相、再生エネ法意欲(朝日・1面)

●企業の海外流出加速、強まる空洞化懸念、震災・電力不足(毎日・2面)

●無料化終了で交通量半減(毎日・6面)

●EV巻き返し、三菱自「休日出勤」来月から一部工場、節電目標は達成見通し(産経・10面)

●節電の夏間近、対策見直し、一段の上積み必要に、日本電産、一部海外へ(日経・1面)

●自動車各社、土日出勤に、社員の育児負担軽く、トヨタ、託児費用を補助、日産、在宅勤務柔軟に(日経・11面)

●夏のボーナス、日航が支給へ、09年以来、1か月分(日経・11面)

ひとくちコメント

電通総研が夏のボーナスの使い道に関する調査結果を発表した。それによると、購入(支出)を検討している商品の1位は「国内旅行」だそうだ。「海外旅行」は5位だった。

きょうの各紙が報じているが、東日本大震災発生後に広がった消費手控えムードが和らぎ、「ボランティアなども含み、国内旅行することで震災復興を願う気持ちが強まっているのでは」(毎日)という。「ぜいたくな外食」も3位で、「3・11」の震災後、慎ましい食事ばかりで、ストレスが溜まっている家族が多いことがうかがえる。

興味深いのは「LED(発光ダイオード)電球」が2位、「扇風機」が7位、「節電・節水家電」も9位、「ベッド・布団の冷却マット」が10位と、ベスト10内に省エネ効果の商品が4つもランクインしていること。朝日の見出しは「ボーナス使い道『節電』志向」としている。

ちなみに、クルマ関連では、ハイブリッドカーが11位となっていたが、今夏見込まれるボーナスの平均支給額は、昨年の63万1000円に比べ2万4000円少ない60万7000円。エコカー補助金もなくなり、やっぱりマイカーは高嶺の花のようだ。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集