トヨタ自動車は19日、『シエンタ』をマイナーチェンジするとともに新グレード「DICE」「X“Lパッケージ”」を新設定し、6月13日から発売すると発表した。
今回のマイナーチェンジでは、リヤコンビネーションランプのデザインを変更するとともに、外板色には新色マルーンブラウンマイカ、ライトブルーマイカメタリックを含む全8色を設定する。
インテリアは、シート表皮の意匠を変更するとともに、アナログメーターの視認性を向上したデザインとした。3本スポークステアリングホイールにシルバー加飾を施すなど、質感の向上を図った。
2WD車は、エンジン、トランスミッション、オルタネーターなどの制御を改良、燃費は10・15モードでリッター19.2kmとし、従来よりも0.6kmアップした。これによって2010年度燃費基準プラス20%を達成、2005年基準排出ガス75%低減レベルとあわせ、エコカー補助金制度で、自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。
追加設定するDICEは、アクティブな外観デザインのグレード。X“Lパッケージ”は、Xグレードをベースにオートレベリング機能付ディスチャージヘッドランプや助手席側パワースライドドアを標準装備する。
販売目標は月間3000台。価格はDICEの2WDが167万5000円。