BMW『5シリーズツーリング』のリアサスペンションは先代よりエアサスペンションが採用されている。BMWラインナップの中で、現在エアサスペンションを採用しているのはこの5シリーズツーリングと『7シリーズロング』のみ。
広報室製品広報シニア・スペシャリストの前田雅彦さんは、ツーリングに採用しているのは、「リアに荷物を積むことが多いので、その状態でも姿勢を保つと同時に、快適な乗り心地を損なわないよう微妙な調整をするため」だという。
リアゲートを開けると4:2:4分割のリアシートが現れる。前田さんは「様々なニーズに対応できるよう3分割で対応しています」と話す。例えば中央のみ倒すことで細長いものを搭載すると同時に後席に2名乗車も可能とる。
ラゲッジルーム容量は従来モデルから50〜60リットル拡大し、1560〜1670リットルとなった。オプションのラゲージ・コンパートメント・パッケージを装着すると、リアシートのバックレスト確度が7段階で調整が可能となり、バックレストを直立させると、いちばん傾けた時と比べて荷室容量は30リットル拡大する。