20日に開幕したニューヨークモーターショー。三菱自動車ブースの主役は、EVの『i-MiEV』だ。というのも、22日のアースデイに合わせて、同車の米国受注がスタートするためだ。
米国向けのi-MiEVは、日本仕様にはないワイドボディを採用。全長は285mm、全幅は110mm拡大し、居住性を引き上げるとともに、現地の衝突安全基準に適合させた。日本とは異なる充電環境への対応や高速道路での走行安定性も図られている。
2011年のニューヨークモーターショーでは、三菱の現地法人、三菱モータースノースアメリカが、i-MiEVの正式価格を公表。2010年11月のロサンゼルスモーターショーの段階では、予定ベース価格が約3万ドル(約245万円)とアナウンスされていたのだが、今回正式プライスが2万7990ドル(約230万円)に設定された。米政府による税制優遇を適用すれば、実質価格は2万0490ドル(約168万円)となる。
ニューヨークモーターショーの三菱ブースには、「i like New York」のデカールが貼り付けられた『i-MiEV』を展示。米国での納車は11月に始まる予定だ。