アイシン精機を始めとするアイシングループ4社は19日に開幕した上海モーターショーで、カーナビやトランスミッション、ドアハンドルなどをワイヤーフレームに組み込んだデモンストレーションカーを使ってグループの製品を紹介している。
愛信精机商貿有限公司の張永芳営業調達部副部長は「現地の自動車メーカーはローカルも含めて、トップ10に入っている部品メーカーをほとんど知っているが、どのようなものを造っているかわかっていないところも多い」とした上で、「2年位前まではトヨタの仕事でいっぱいで他社と対応する力が無かったが、形もできてきたので他社とも積極的に拡販していきたい」と述べた。
ワイヤーフレームのデモンストレーションカーに組み込んだ個別部品に興味を持った人に対しては専門の説明員が対応できるようにしているという。デモンストレーションカーのほかには様々な国や地域に対応したカーナビや商用車用のオートマチックトランスミッションなど個別の製品も展示している。