トヨタ自動車の豊田章男社長は19日午前のトヨタブランドのプレスコンファレンスでスピーチし、冒頭、東日本大震災に対する中国政府や国民の支援に対し謝辞を述べた。そのうえで豊田社長は「日本の大きな困難にチャレンジして『もっといクルマ』を世界に届けるよう努めるのが自分の使命」だとし、「創業の精神」に立ち返って、復興に取り組む考えを表明した。上海ショーでは富士重工業と共同開発中の『FT−86II』をメインに据え、豊田社長は「もっと走りたくなるといったコンセプトのクルマ」とし、来年には中国で発売する計画を明らかにした。また、3月に策定したグローバルビジョンについても触れ「期待を上回るクルマをつくり、トヨタを選んでいただいたお客様に笑顔になっていただきたい」と強調した。
イード、「上海モーターショー2025」現地取材レポートを発表 ~EV技術は人型ロボットへ、日系メーカーは巻き返しなるか~ 2025年5月26日 今年の4月23日~5月2日に中国・上海で開催された「上海モーター…