23日に開幕したバンコクモーターショーでは、ジュネーブショーに続いて三菱の『グローバルスモールコンセプト』が公開されている。量産仕様はタイのラヨーン県にある三菱自動車の工場で生産(新工場を現在建設中)がおこなわれ、日本を含む世界に輸出される予定だ。
そんなグローバルスモールコンセプトは、EV仕様も2013年以降に市場投入の予定だ。しかしEVをどこで作るかは検討中だという。ポイントはEVには欠かせないバッテリーだ。「現在のところバッテリーは日本でしか作れません。ですので、タイにバッテリーを持ってくるのではなく車体を輸出して組み立てることも考えられます」と三菱モータースタイランドの渋谷真之さん。
グローバルスモールコンセプトのEV仕様はタイで組み立てた車体を日本へ持ち込んでEVとして完成させ、そこから世界に向けて輸出する可能性が高そうだ。