フォルクスワーゲンは23日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、新型『ゴルフカブリオレ』を初公開すると発表した。ゴルフ(現行型は6代目)にカブリオレが設定されるのは、4代目(1997〜2004年)以来。その4代目カブリオレも、実際は3代目(1991〜97年)のビッグマイナーチェンジ版だったため、久しぶりの復活となる。注目のルーフはソフトトップで、『イオス』のハードトップと差別化が図られた。もちろん電動開閉式で、開閉に要する時間は9.5秒。30km/h以下なら、走行中でも開閉できる。外観は、ハッチバックのゴルフに対して、リア部分を専用設計。歴代のゴルフカブリオレよりも、2ドアクーペ風デザインが強調されたのが特徴だ。フロントウインドスクリーンは寝かされ、ルーフラインも低められた。欧州仕様のエンジンは、6種類の直噴ターボユニットが中心。ガソリンのトップグレードは、最大出力210psを発生。トランスミッションは、DSGが用意される。ディーゼルは3ユニットにブルーモーションテクノロジーを導入。「1.6TDI」グレードの場合、欧州複合モード燃費22.73km/リットル、CO2排出量117g/kmという高い環境性能を実現した。新型ゴルフカブリオレは、ドイツでの受注を24日に開始。現地価格は、2万3625ユーロ(約268万円)からと公表されている。
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