ボルボカーズは27日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに、『V60プラグインハイブリッド』を出品すると発表した。
同車は、『V60』をベースに開発されたプラグインハイブリッド。エンジンは2.4リットル直列5気筒ターボディーゼル「D5」で、最大出力215ps、最大トルク44.9kgmを引き出す。
リアアクスルには、最大出力70psを発生するモーターを搭載。2次電池は蓄電容量12kWhのリチウムイオンバッテリーで、トランスミッションは6速ATとなる。
モーター単独で最大50km走行できるEVモードを備えることもあり、環境性能は非常に高い。欧州複合モード燃費は52.63km/リットル、CO2排出量は50g/km以下を実現した。
ボルボは2012年、プラグインハイブリッド車を市販する計画。同社のステファン・ジャコビーCEOは、「この第2世代ハイブリッドは、環境性能とドライビングプレジャーを両立させた車を求める顧客に最適な1台」と述べている。