【タイ自動車エキスポ10】ホンダ ブリオ、徹底的に「新興国向け」

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ブリオコンセプト
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ホンダがタイで世界初披露したアジア戦略車『ブリオコンセプト』について、伊東社長は「世界戦略車としての構想は今のところない」との考えを示した。

ブリオコンセプトのエンジンは1.2リットル。タイ市場向け車両の場合、リッター20kmというタイ政府が定める「エコカー」の燃費基準を満たしている事が明らかになっているがその他の詳細は明らかになっていない。

ブリオコンセプトのベース車両は『フィット』だ。ホンダの伊東社長によると「フィットはパッケージングの効率が良いため、その流れを組みながらブリオの開発に結びつけた」という。インド向けとタイ向けで、エクステリアは共通。しかし、スペックは各市場の需要に見合ったものを設定する。

ブリオはASEAN地域内を中心に販売する見込みで、「日本などでの販売予定はない。新興国向けの車という位置付け」(伊東社長)とした。

《土屋篤司》

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