『TSX』といえば、日本で売っている『アコード』を北米の高級チャンネルであるアキュラ向けに仕立てたモデル。そんなアキュラTSXの2011年モデルがロサンゼルスモーターショーでワールドプレミアとなった。
注目は、ニューヨークショーにプロトタイプが出展され予告されていたステーションワゴンの追加である。これまで北米には4ドアセダンのみが投入されていたが、2011年モデルからはステーションワゴンがラインナップに追加されてバイヤーの選択肢が広がることになる。
今や純アメリカ車のステーションワゴンは壊滅状態にあるのが現状。そんな中、少数ながら残っているステーションワゴン好きにとっては嬉しいニュースとなる。
『TSXスポーツワゴン』と名付けられたこのモデルは、当然ながら『アコードツアラー』がベース。現在のところ4気筒の2.4リットルエンジンのみだが、セダンにはV6の3.5リットルエンジンが搭載されることから、今後はワゴンにもV6エンジンが搭載される可能性もある。
なお、話がややこしいが、アメリカのベストセラーカーであるホンダアコードは、日本でいう『インスパイア』がベースだ。