北米マツダは17日に開幕するロサンゼルスモーターショーにおいて、新型『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)を初公開する。
新型マツダ5は、日本で今年7月に発表された新型プレマシーと基本的に共通。最近のマツダが、コンセプトカーのデザインモチーフとして掲げてきた「NAGARE(流れ)」を市販車に初採用し、スタイリッシュなフォルムに仕上げている。
米国仕様の大きな違いはエンジン。日本仕様には、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンの「DISI」エンジンを積むが、米国向けではMZR型2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力157ps)を搭載する。
これは、米国のユーザーがトルクフルなエンジンを好む傾向が強いことと関連があると思われる。また、トランスミッションはATだけでなく、MTも用意されるのも米国仕様ならでは。さらに日本仕様では7名乗車が可能だが、米国向けでは乗車定員は6名となる。
北米マツダは、「先代の燃費の良さやドライバビリティを受け継ぐマルチアクティビティビークル」と、新型の特徴を説明している。