メルセデスベンツは、17日に開幕するロサンゼルスモーターショーにおいて、新型『CLS』のAMGモデル、「CLS63AMG」を初公開する。
これは、同ショーの主催団体が公式ホームページで明らかにした情報。同ショーの15のワールドプレミアモデルの1台として、新型CLS63AMGが披露される。
同車の詳細は公表されていないが、エンジンはAMGが開発した新世代V型8気筒ユニットとなる見込み。このV8は、すでに「S63AMG」と「CL63AMG」に搭載され、デビューを飾っている。
新エンジンは、排気量が従来の6208ccから5461ccへ、747cc縮小。しかし、2個のターボチャージャーを追加してパワーアップするとともに、ピエゾインジェクターやAMG初のアイドリングストップなどによって、環境性能を引き上げた。
S63AMGの場合、最大出力は544ps/5500rpm、最大トルクは81.6kgm/2000~4500rpmを発生。旧S63AMG比で、19ps、17.4kgmパワフルだ。このエンジンのデチューン版が、新しいCLS63AMGに搭載されると見られる。