フランス車に乗っているオーナーたちにとって、毎年秋が来るたびに楽しみなイベントがある。それはフレンチブルーミーティングという、フランス車であればメーカー問わず参加できるイベントだ。
今年で24回目を迎えるこのイベントが31日、車山高原(長野県茅野市)で開催された。主催はフレンチブルーミーティング実行委員会。
天候は台風一過で好転となるかと思われたが、前線の影響で小雨に見舞われた当日、それでも朝から多くのフランス車が車山高原に集合した。1987年、「参加者全員が主役」というポリシーで始められてから24回、当初は100台にも満たなかった参加車も、昨年はおよそ3000台、7000人にもなった。今年は台風の影響で台数、人数とも若干少なかったものの、メイン会場やその周辺の駐車場はフランス車で溢れていた。
第1回目から毎年開催されていたジムカーナ大会は路面の状況が良くないため(もともとラグビーの練習グラウンドを利用しており、雨が降るとぬかるんでしまう)中止となったものの、シトロエンン2CVのクランク掛け競争や子供たちの写生大会は行われるなど、大人から子供まで、家族ぐるみで楽しむことが出来るイベントであった。