ホンダは、『フィット・ハイブリッド』の発売2週間の累計受注台数が1万5000台近くとなったと発表した。マイナーチェンジした「フィット」と合わせた累計受注台数は2万1000台だった。
2万1000台の受注の内訳は、フィット・ハイブリッドが1万4900台でフィット全体の7割以上を占めた。
10月8日に発売したフィット/フィット・ハイブリッドを合計した月販目標は1万4000台。発売前の予約注文で1万台だったため、2週間で1万1000台を受注した。特にフィット・ハイブリッドの発売前の注文は4000台で、発売後急激に伸びた。エコカー補助金制度の終了で新車需要が落ち込んでいる中、順調な立ち上がりとなった。
フィット・ハイブリッドは159万円からという低価格なハイブリッドであることやリッター30kmの低燃費性能、メッキ+クリアブルー塗装を施したヘッドライトやフロントグリルを採用した専用エクステリアデザインなどが評価されている。
メーカーオプション別の装着率はFパッケージが99%と受注台数の大半が選択している。ホンダスマートキーシステムが60%、ディスチャージヘッドライトも59%だった。
ボディカラーではプレミアムホワイト・パールとアラバスターシルバー・メタリックがそれぞれ全体の24%、クリスタルブラック・パールが18%。ハイブリッド専用色のフラッシュライム・メタリックは8%。