ポルシェの4ドアグラントゥーリスモ、『パナメーラ』。ポルシェが、このパナメーラをベースにしたプラグインハイブリッド車の開発テストを行っていることが判明した。これはパリモーターショーの会場で、ポルシェのマティアス・ミューラー新会長が、複数のジャーナリストに明らかにしたもの。ミューラー新会長は、「V型8気筒ターボエンジンに、4つのホイールモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド仕様の開発テストを行っている」と話した。しかし同会長によると、このパナメーラは社内の技術開発の促進が目的で、市販するかどうかの決定は下されていないという。ジャーナリストからテスト車両に試乗した感想を聞かれたミューラー会長は、「素晴らしかった」と答えている。ポルシェは今年、『カイエン』に3.0リットルV6スーパーチャージャーにモーターを組み合わせたハイブリッド仕様を投入。来年には、同じハイブリッドシステムを搭載するパナメーラを発売する計画だ。また、ポルシェは今年7月、『ボクスター』をベースにしたEVプロトタイプの実証実験を、2011年初頭からドイツで行うと宣言するなど、環境対応を急ピッチで進めている。
1100馬力超のポルシェ『タイカン ターボ GT』、0-400m加速9.083秒…豪州ドラッグレース場で量産車最速 2025年9月19日 ポルシェは9月15日、電動スポーツカー『タイカン ターボ GT』が…