【パリモーターショー10】オペル アストラ にワゴンボディが登場

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オペル アストラ スポーツツアラー
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オペルは9日30日、パリモーターショーにおいて、『アストラスポーツツアラー』を初公開した。『アストラ』シリーズに、加わったワゴンバージョンだ。

外観はスポーティ&エレガント、ダイナミックさを強調したデザイン。5ドアハッチバックに対して、リアオーバーハングを延長し、伸びやかなワゴンフォルムを構築する。2685mmのホイールベースは、5ドアと共通だ。

荷室容量は、500リットル(VDA計測法)を確保。60対40分割のリアシートには、「フレックスホールド」機能が導入された。これは小型ワゴンクラスで唯一、電動操作でシートバックが倒せる機構で、荷物スペースは最大1550リットルへ拡大する。また、最大荷室長は1835mmと、現行比で28mm長くなった。

エンジンは、ダウンサイジングの流れに従い、1.4リットル直列4気筒ターボを新設定。6速MTは最大出力120ps、6速ATは最大出力140psを発生する。ディーゼルは2.0リットル直列4気筒ターボの「CDTI」(160ps、38.7kgm)。欧州複合モード燃費19.6km/リットル、CO2排出量134g/kmと、高い環境性能が売りだ。

新型アストラスポーツツアラーは、欧州では11月から販売開始。オペルはアストラシリーズの販売に占めるワゴンの比率を、25%と想定している。

新型アストラは欧州発売以来、半年間で16万台を売り上げたヒット作。オペルはワゴンの追加によって、販売のさらなる上乗せを狙う。

《森脇稔》

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