全体相場は反落。買い材料が見当たらず見送りムードが支配的な中、円高を嫌気した売りが輸出関連株を中心に先行する展開。金融株の下落も影響し、平均株価は前日比190円安の9369円と大幅に下落して引けた。
円相場が1ドル=83円台前半、1ユーロ=113円台に上昇したことが重しとなり、自動車株は全面安。日産自動車が15円安の729円、ホンダが33円安の2963円と反落。トヨタ自動車も77円安の2998円と売られ、15日以来半月ぶりに3000円台を割り込んだ。
軟調な動きが目立つ中、いすゞが2円高の322円、富士重工が2円高の532円と小幅ながら続伸。