トヨタ自動車の中国合弁、天津一汽豊田汽車は21日、2012年から新型EVを現地生産し、中国市場へ投入することを明らかにした。
天津一汽豊田汽車は、中国向け小型セダンの『ヴィオス』をベースに開発したEVプロトタイプを初公開。同社は、このプロトタイプを使って実証実験を行い、2012年の量産に備える。
新型EVは、トヨタや合弁パートナーの第一汽車ブランドではなく、新たに立ち上げる新ブランドから発売する計画。中国政府は2020年に、EVなど代替燃料車500万台を普及させる目標を掲げており、トヨタもこの方針に従い、EVの開発を急ぐことになる。