米国のフィスカーオートモーティブは20日、新型プラグインハイブリッドスポーツセダン、『カルマ』の最新プロモーション映像を、動画共有サイトで公開した。カルマは2009年1月、デトロイトモーターショーでデビュー。ハイブリッドシステムは「Qドライブ」と呼ばれ、2個の強力なモーター(最大出力403ps、最大トルク132.6kgm)によって、約80kmをゼロエミッション走行できる。2次電池は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリーで、家庭用コンセントから充電可能だ。カルマはGMのシボレー『ボルト』と同様に、発電専用エンジンを搭載。バッテリー残量が少なくなると、GM製の直噴2.0リットル直列4気筒ターボが始動。ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーを充電する。これにより、最大航続距離は約480kmまで伸びる。アルミスペースフレームにアルミ複合素材を組み合わせたボディは軽量に仕上げられ、0-100km/h加速6秒、最高速度201km/hの動力性能を実現。SAE(アメリカ自動車技術協会)の測定方式による燃費&CO2排出量の見込み値は、28.57km/リットル、83g/kmだ。カルマは2011年に発売予定。その最新プロモーション映像は、動画共有サイトで見ることができる。
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