【カーナビガイド '10】スマートループ&エコ・ルート探索を実現したハイエンドナビを写真で…カロッツェリア サイバーナビ AVIC-VH9990

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JDパワーが実施する市販ブランドのカーナビについての顧客満足度調査で2008年・2009年の2年連続トップを得ているカロッツェリア『サイバーナビ』。この夏に登場した2010年モデルは、国内市販カーナビゲーションとして初の機能となる「エコ・ルート探索」をひっさげて登場した。


◆燃料消費の少ないルートを案内するエコ・ルート探索機能

エコ・ルート探索機能は、カーナビ本体だけで車ごとの燃料消費量の少ないルートを探索し案内する業界初の機能。車の排気量と重量・幅・高さ、速度情報から燃料消費量を推定する独自技術をスマートループ渋滞情報や渋滞予測機能と連携、より燃料消費の少ないルートを探索して情報を提供する。

エコ・ルートは地図上で燃料代やCO2の削減率が表示されるほか、検索結果の「6ルートリスト」でもルートごとの燃料代/CO2削減量の比較表示が可能。さらに距離や時間、料金などの項目ごとの優先度合いを変えられる「ルートイコライザー」には「エコ優先」の項目が加わり、レベル変更が可能になった。

また、エコ運転の度合いに応じてイルミネーションの色が変わる「エコ・イルミネーションカラー設定」なども新採用し、楽しみながらエコ運転をサポートする機能も用意されている。そして極めつけは、エコ運転度合いを評価する「エコステータス」。地図画面下に推定燃料費やCO2の排出量増減、さらにeco運転度合いなどの多彩なドライブ情報を表示でき、ワンドライブごとの比較や運転についてのアドバイスも可能。

これらのエコ関連機能は、GPSや車速パルスといったクルマからの情報に加えて、車重や排気量、さらにスマートループ渋滞情報をもとにしたルートデータなどを総合的に加味して提供するものだ。いずれもルート設定やドライブ診断といった小手先にとどまらない実用性を徹底されている点が特徴で、これまでカロッツェリアが培ってきたナビゲーション技術が惜しみなく活かされており、日本はもちろん世界的に見ても最先端の機能といえる。

なおパイオニアのデータによれば、1500ccクラスの国産乗用車の場合で渋滞を考慮しないカーナビ(FM-VICSのみ)と比較してガソリン代にして約2万円、CO2排出量をおよそ20%削減することができるとしている。


◆日本全国70万kmの道路を網羅するスマートループ渋滞情報

もちろん、サイバーナビのウリである“ルート品質”もハイレベル。特徴を列挙していくとキリがないほどの多機能ぶりなので、サイバーナビならではといえるものに絞って説明しよう。

まず、通信機能を利用した高精度なルート案内だろう。これを実現しているのは、日本国内約70万kmの全道路を対象にした「スマートループ渋滞情報」によるところが大きい。VICSやその統計情報だけでなく、全国を走るカロッツェリアおよびホンダの「インターナビ・プレミアムクラブ」に加入しているナビユーザーのプローブデータを加味した膨大な走行記録をリアルタイムで解析し、サイバーナビに配信。もちろん、走行中でも渋滞状況の変化に応じて最適なルートを案内する。


◆最新データバージョンアップが3年分無料

カーナビのランニングコストを考える上で侮れないが地図の更新費用だ。新しくできたショッピングセンターが目的地検索でヒットしなかったり、カーナビの地図にはない道路を走ってまごついた経験があるなら、地図の鮮度がいかに重要かはお分かりだろう。カロッツェリアでは、エアーナビと同様にサイバーナビにも3年分の地図更新が無償で付いてくる。新道路の開通当日からルート案内が可能で、年に2回は地図および地点の全データをバージョンアップできる。


◆カーオーディオの頂点、「カロッツェリアx」譲りの音響性能

AV面の機能についても入念なチューニングが施された。音響機器メーカーとしてのこだわりが遺憾なく発揮されているのがオーディオ機能だろう。ハイエンドカーオーディオとして絶大な支持を得ている「カロッツェリアx」譲りの音質へのこだわりを見てみよう。

まずD/Aコンバーターにはバーブラウン製を採用、DSP(Digital Signal Processor)には32bit浮動小数点演算を可能にするテキサスインスツルメンツ製を搭載。さらにボリュームに起因するノイズを排除する「ハイボルテージボリューム回路」、ホームオーディオにも採用される出力素子「POWER MOS FET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)」といったハードウェアのみならず、圧縮音源で失われた微小音や超高音域を補正する「アドバンスド・サウンドレトリバー」によるソフトウェア面での高音質か技術にも抜かりはない。

そして最後に映像表現。液晶には高輝度のLEDバックライトを採用、地上デジタル放送などで映像に明暗が混在するシーンでも部分ごとにコントラストの自動調整を行う「アドバンスド・アクティブコントラスト」機能も搭載し、色とびの少ない鮮明な画像を表示する。またVH9990には地上デジタルチューナーを内蔵。別売りのWXGAモニター『TVM-W90』をD4端子で接続することで地デジの高精細な映像を後部座席で楽しむことができる。

“通信”・“エコ”・“外部機器とのネットワーク”というナビのトレンドを“全部入り”させ、定評の音響/映像面でもトップレベルを維持するサイバーナビ。市場価格は30万円前後と、価格面では従来モデルと比較してより身近な存在になっていることにも注目したい。もちろん簡単に手の届く価格ではないが、長年ビルトインナビの“憧れの存在”として君臨し続けるモデルとしては、むしろ“安い”と言えるだろう。
《北島友和》

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