GM、全米で販売店を25%削減…ディーラー再構築

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GMは5日、米国内の新しいディーラーネットワークに関して、その概要を明らかにした。従来よりも、スリム化されるのが特徴だ。

GMは2009年6月、経営破たん。一時国有化された新生GMは、全米の販売網の大胆なリストラに着手すると明言していた。今回、その具体的な内容が公表された。

同社の発表によると、11月1日から、新たな販売契約を各ディーラーと締結。取り扱い車をシボレー、キャデラック、GMC、ビュイックの4ブランドに絞り込み、総ディーラー数は2009年初頭の6049から4500へ、約25%削減される。

4500拠点にスリム化されても、全米随一の巨大ネットワークには変わりない。また、各ディーラーにはGMの新CIを導入。従来よりも洗練された店内となり、無線LANなどへの対応も図る予定だ。このリニューアルは、年内にまず1300拠点を目標に行われる。

GMのマーク・ルース北米部門社長は、「我々の新ディーラーネットワークが、顧客に対して優れたサービスを提供する」とコメントしている。

《森脇稔》

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