ホッケンハイムで行われたドイツGPでチームオーダーを発令したフェラーリにFIAが10万ドル(約900万円)の罰金を科した。
事件が起こったのは48周目。トップを走っていたフェリペ・マッサにレースエンジニアのロブ・スメドリーから、タイムの速い2番手のフェルナンド・アロンソに前を譲るよう指示が出たもの。次の周でマッサは指示に従ったものの、ヘアピンでアロンソに抜かれる時には大声で叫んで抗議の意を示していたという(国際映像では未放送)。
レース終了後、スチュワードはフェラーリから事情聴取を行い、今回の処分が決まった。フェラーリ側は処分を受け入れ、現在のところリザルトは確定している。しかしこの件は次回の世界モータースポーツ評議会でも話し合われることになっており、フェラーリにさらなる処分が下される可能性もある。