スズキ『SX4』を駆る田嶋伸博選手の5連覇で幕を下ろした今年のパイクスピーク国際ヒルクライム。同じコースを9月、無人のロボットカーで走破しようと計画しているメーカーがある。ドイツのアウディだ。これはアウディが属するフォルクスワーゲングループと米スタンフォード大学が、共同研究の成果として披露するもの。両者は未来のモビリティを研究する「VWオートモーティブイノベーションラボ」(VAIL)を設立し、人工知能を備えた100%コンピューター制御の完全自律走行車の開発に成功している。すでにVAILは、フォルクスワーゲン『トゥアレグ』や『パサート』をベースにしたロボットカーを開発。その最新作がアウディ『TT』のスポーツグレード、「TTS」をベースにしたロボットカーだ。アウディTTSは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」を搭載。最大出力272ps、最大トルク35.7kgmを発生する。VAILは今年9月、TTのロボットカーを使って、米コロラド州パイクスピークでヒルクライムに挑戦する計画。1987年にパイクスピークに参戦したアウディ『スポーツクワトロS1』をモチーフにしたカラーリングを採用し、チャレンジへの準備を進めるロボットカーの映像は、動画共有サイトで見ることができる。
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