来季のF1世界選手権シリーズからイタリアのピレリ社が各チームにタイヤ供給することになった。ピレリが24日、FIA、FOTA、FOMが、ピレリを単独サプライヤーとして選択したと発表した。ピレリは1991年のF1撤退から20年ぶりの復帰となる。
これまでF1にタイヤを供給していたブリヂストンは2010年シーズン限りで撤退することが決定している。2011年シーズンからのタイヤ供給に関しては、ミシュランとピレリで争っていたが、最終的にピレリが勝利した。
ピレリは2011年シーズン、6種類のタイヤをチームに供給する。供給するタイヤは、ドライ路面用にコンパウンドの異なる4種類のスリックタイヤ、ヘビーレイン用のレインタイヤ、濡れた路面やライトレイン用のインターミディエイトの計6種類。
このため、FIA(世界モータースポーツ評議会)は現行のF1レギュレーションを修正している。