ホンダの電動アシスト自転車、バッテリーから火災

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消費者庁は8日、消費生活用製品の重大製品事故情報を公表、この中でホンダの電動アシスト自転車で火災事故が発生していたと発表した。同庁では使用者に使用を停止し、ホンダで改修を受けるよう注意喚起した。

それによるとホンダ製の電動アシスト自転車『ラクーン』からバッテリーを外して充電した後、バッテリーを保管していたところ、バッテリーから発煙・焼損する火災事故が発生したという。

同社の調査の結果、雨水などの水分がバッテリー内部に侵入することにより結露が発生、基板の電気浸食が進み、基板上の回路がショートして発火した模様としている。

ホンダでは2001年2月14日に自主回収を決定、無償で部品交換を実施している。改修対象台数となるのは1996年5月16日 - 2000年8月9日までに製造された12万3740台で、2010年5月31日現在の改修率は37.8%にとどまっている。

《レスポンス編集部》

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