森富士重工社長、今期は「攻める年にしたい」

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富士重工業(スバル)は7日、2010年3月期決算と今期業績予想を発表した。今期の世界販売は前期比12%増の63万台と過去最高を計画、営業利益は57.2%増の430億と大幅な増益を予想している。

販売計画のうち、エコカー補助金がなくなる日本は6%減の16万1000台としているものの、主力の北米は8%増の27万台と過去最高を目指す。また中国も23%増の6万台とするなど海外は全地域での販売増を計画している。

売上高は2.9%増の1兆4700億円、純利益は前期の165億円の赤字から230億円の黒字確保を予想。3期ぶりに黒字転換する。

森郁夫社長は「当初計画は未達となるものの今年度は中期経営計画の最終年度。過去最高の販売を目指すなど、攻める年にしたい」と強調した。前期は無配となったが年9円の配当予想を示し「私自身、(復配実施へ)不退転の決意で臨む」とも述べた。

《池原照雄》

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