【北京モーターショー10】ポルシェ 918スパイダー、市販へ

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ポルシェ 918スパイダー
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ポルシェが3月のジュネーブモーターショーで披露したハイブリッドスポーツスタディ、『918スパイダーコンセプト』。ポルシェの重役は米メディアの取材に対して、「市販する方向で固まりつつある」と明かした。

918スパイダーコンセプトは、2シーターオープンボディに、プラグインハイブリッドシステムを搭載したスーパーカー。ミッドに置かれるエンジンは、レーシングカーの『RSスパイダー』をルーツとする3.4リットルV型8気筒ガソリンで、最大出力は500ps以上。前後アクスルに置かれるモーターは、最大出力218psを発生し、トータル718ps以上という圧倒的パワーを獲得する。

トランスミッションは、7速2ペダルMTのPDK。エンジンが後輪、モーターが前後輪を駆動する4WDだ。CFP(カーボンファイバー強化プラスチック)製のモノコックボディシェルやマグネシウム、アルミなどの軽量素材によって、車両重量は1490kgに抑えられ、918スパイダーは0 - 100km/h加速3.2秒、最高速320km/hという圧倒的パフォーマンスを実現する。ポルシェによると、ドイツ・ニュルブルクリンクでのラップタイムは、『カレラGT』の7分30秒よりも速いという。

2次電池はリチウムイオンバッテリーで、外部電源からも充電可能なプラグインハイブリッド車。回生ブレーキやEドライブモードの採用などにより、欧州複合モード燃費33.33km/リットル、CO2排出量70g/kmという優れた環境性能をマークする。Eドライブモードでは、最大25kmのゼロエミッション走行が可能だ。

ポルシェの開発担当取締役、Wolfgang Duerheimer氏は北京モーターショーの会場で米メディア『ブルームバーグ』の取材に応じ、「世界中の900人以上の顧客が、918スパイダーの購入に関心を示している」とコメント。さらに、「潜在顧客数は間もなく1000名に達するだろう。そうなれば、我々は市販に向けて動き出すことになる」と語った。

ポルシェの理念、「インテリジェントパフォーマンス」を、ストレートに表現した918スパイダーコンセプト。ハイブリッドスーパーカーの登場は、それほど遠い未来ではなさそうだ。
《森脇稔》

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