F1中国GP(18日決勝)でスリックタイヤで粘る戦略が的中し、2戦連続で3位表彰台を獲得したメルセデスGPのニコ・ロズベルグ。
一時はトップに立ち、2位のジェンソン・バトンに4.5秒差を着ける健闘を見せたレースだけに、本人も手応えが大きかったよう。
「チームとエンジニア(ジョック・クリア)のアドバイスを受け、決断したんだ。見事に当たってくれて嬉しかったよ。久々にトップを走ることができたしね」
「そのうちタイヤの摩耗が激しくなり、ミスを犯してしまった直後にジェンソンに抜かれてしまった。でも全体的にはすごく満足している。正しい方向にまた一歩進むことができてうれしいよ」とロズベルグ。
一方、チームメイトのミハエル・シューマッハは10位どまりだった中国GPについて「思い出したくないレースだ」と語っている。