BMWジャパンは6世代目となる新型『5シリーズ』を日本でも発表した。エクステリアデザインを担当したBMWデザイン部エクステリアデザイナーのヤツェク・フレーリッヒ氏は「開発は社内コンペとなり、(デザイナーの)全員が参加しました」という。
フレーリッヒ氏が一番心がけていたことは「筋肉が付いているかのように見せたいということ」だったという。
「ドアの面やジッカライン(ドアハンドルのところを通る、BMWに典型的なプレスライン)あたりは強い男性的な、筋肉質なイメージを持たせて組み立てたのです。ジッカラインをウェッジシェイプにしたのも筋肉質な雰囲気を出すためだったのです」
「一番大切にしたのは、ボディビルダーみたいな作り上げた筋肉ではなく、自然な形での、いい体をしている人の筋肉のイメージです。それがドアの周りの面に表現できていると思います」