【BMW 5シリーズ 発表】アスリートの筋肉をデザイン

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BMWジャパンは6世代目となる新型『5シリーズ』を日本でも発表した。エクステリアデザインを担当したBMWデザイン部エクステリアデザイナーのヤツェク・フレーリッヒ氏は「開発は社内コンペとなり、(デザイナーの)全員が参加しました」という。

フレーリッヒ氏が一番心がけていたことは「筋肉が付いているかのように見せたいということ」だったという。

「ドアの面やジッカライン(ドアハンドルのところを通る、BMWに典型的なプレスライン)あたりは強い男性的な、筋肉質なイメージを持たせて組み立てたのです。ジッカラインをウェッジシェイプにしたのも筋肉質な雰囲気を出すためだったのです」

「一番大切にしたのは、ボディビルダーみたいな作り上げた筋肉ではなく、自然な形での、いい体をしている人の筋肉のイメージです。それがドアの周りの面に表現できていると思います」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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