ホンダは18日、水冷4ストロークV型2気筒750ccエンジンを搭載したロードスポーツモデル『VT750S』を3月30日から発売すると発表した。
VT750Sは「カジュアル・ロードスター」をコンセプトに開発。エンジンは、力強い水冷4ストロークV型2気筒750ccを搭載し、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)の採用などにより、高い走行性能を発揮する。エンジンの外観はブラックを基調に、シリンダーヘッドカバーにはクロームメッキを施し、V型2気筒エンジンの美しい造形を際立たせている。
車体は、高い剛性、スリムでコンパクトなサイズのダブルクレードルフレームを採用。750mmの低いシート高によって足着き性に配慮し、取り回しやすく安心感のある車体サイズとしている。スポークタイプのホイールは、フロントに19インチを、リアに16インチを採用し、安定感のある走りに貢献する。
スタイリングは、質感を高めながら、シンプルでカジュアルなイメージでまとめてることを目指した。
ホンダの750ccクラスのスポーツモデルは、ロードスタータイプのVT750S、クルーザータイプの『シャドウ』、『シャドウファントム』の合計3車種をラインアップし幅広いユーザーの嗜好に対応するとしている。
新型車の販売目標は年間600台。価格は74万9700円。