15日トヨタは先週カリフォルニア州で発生した男性が運転するプリウスの事故についてプレス・カンファレンスを行い、同日にリリースを発行した。8日にカリフォルニア州サンディエゴで発生し、その様子がテレビで中継されたことで広く知られたプリウスの事故に関して、トヨタはリリースを発行。事故の概要と共に調査内容を公開している。リリースでは、「当該車両からデータをダウンロードしてチェックしたが、問題は見つけられなかった。電子制御部分にも問題は発見出来ず、ブレーキ部品を交換した後のテストでも異常は発生しなかった」という。また「プリウスにはすでにブレーキ・オーバーライドシステムが採用されており、運転者の主張する問題は発生することは考えにくいが、調査は継続する」ともしている。同事故については、NHTSA(米道路交通安全局)が当該車両の検証を行い、やはり問題点が見つからなかったことを発表している。更に複数の報道機関が伝えるところによると、車を運転していた男は「停車に至る間に再三に渡る警官の指示に従わなかった」、「事故後の説明に不審な点が多い」、また「自己破産状態であったこと」を指摘された後、「事故直後はトヨタへの訴訟を計画していたものを撤回するとした」ことなどを報道。その証言の真実性に大きな疑問が持たれている。トヨタのリコール問題に関する虚偽の報道としては、先日イリノイ州の大学教授による急加速実証試験を放送した米大手ネットワーク局のABCテレビの番組内で、不適切に編集された映像が含まれていたことが判明したばかり。先日の公聴会におけるユーザーの証言や、各地から報告される事故についても、その事実そのものを疑問視する声は徐々に大きくなっており、ネット上などでは多くの意見が交わされている。既にカリフォルニア大学のリチャード・A. シュミット教授が、『ニューヨーク・タイムス』紙に「事故は運転手のミスによる可能性が高く、ブレーキ・オーバーライドシステムがそれを証明する手助けになるだろう」と、同様の見解を表明している。一般の消費者の間でも一部メディアの報道はねつ造に近いと考えるものも少なくなく、ニューヨーク市内のあるフォードディーラーのセールスマンが、「ああいうこと(大げさなトヨタ非難の報道)が続くほどうちの車はかえって売れなくなる」とその報道のあり方を疑問視するなど、事故の分析が進むと共に偏向した報道にも非難の目が向けられつつある。トヨタの動画
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