ホンダは、ユニセフの活動をサポートする「Love Cub 50 プロジェクト」で数々の著名人が制作したオリジナルデザインの『スーパーカブ』60台を、3月1日よりオークションで販売すると発表した。
一昨年で初代モデルの発売から50周年を迎えたホンダの『スーパーカブ』が、2009年4月に生産累計台数が6400万台を超えた。それを機にホンダは、社会貢献活動の一環として、ユニセフの活動をサポートする「Love Cub 50 プロジェクト」を発足。このプロジェクトでは、各界の著名人61名よりオリジナルのデザインを募り、スーパーカブのカスタム車61台を完成させ、イベントなどの機会に展示するPR活動を行ってきた。
ホンダはこのうち60台を、yahoo!オークションで販売する。3月1日より20台ずつ3週に分けてオークションに出品。スタート価格は同モデルの市場価格とほぼ同等の21万円に設定する。送料は落札者の負担だ。
3月1日 - 7日に行われる第一弾オークションは、元JUDY AND MARYの五十嵐公太や女優の佐藤江梨子、俳優の梅宮辰夫やプロレスラーの神取忍などがデザインした20台。他に円谷プロの「ウルトラマン」や、F1ドライバーのジェンソン・バトンらがデザインしたものも出品される。
続く3月8日 - 14日の第二弾では、北海道テレビ放送制作のバラエティ番組「水曜どうでしょう」や、タレントの所ジョージ、俳優の辰巳琢郎などのデザインしたカスタム・カブが出品される。第三弾は3月15日 - 21日まで。
なおプロジェクト全体を通した売り上げの一部が、ユニセフの活動に寄付される。そのため転売を前提とした営利目的でのオークション参加を禁止している。オークションの日程など詳細については、プロジェクトのウェブサイトやyahoo!オークションのサイト内で公開されている。
「Love Cub 50 プロジェクト」ウェブサイト
http://www.lovecub50.com/