ホンダブースには、新しいカスタマイズのかたちを提案するコンセプトモデル『ライフ・スタイルスタディ2010』が展示されていた。
ホンダ『ライフ』をベースにしたこのコンセプトモデルには、アメリカの道路標識の中に歴代のライフの姿が描かれた“History of Life”なるデカールが、ボディや車内、ホイールなどに貼られている。
手がけたホンダアクセス(埼玉・新座)の女性デザイナーは「『ライフの歴史』というテーマのもとに、メッセージ性を込めたステッカーを随所にあしらってみた」と話す。
「いわゆるステッカーチューンというもので、ユーザーの好みに応じて貼る位置を自由に決められる楽しさがある。世界に一台しかない自分だけのオリジナルのクルマも簡単につくれることを提案している」(同)
インテリアには、ボディと同色のパネルが各所に採用され、そこにもライフの歴史を表現するステッカーが貼られている。
同社は「誰でも簡単にできるステッカーチューンという手の加え方で、カスタマイズという楽しみの幅が広がればうれしい」と期待を込めた。