ホンダは、同社の子会社で純正用品メーカーのホンダアクセスのカスタマイズブランド「モデューロ」によるコンセプトカーなどを東京オートサロンに出展。メインに据えた『インサイト』は、コンセプトモデル、四輪用品装着モデル、参考出品車両の3タイプ4台を展示した。
インサイトの参考出品車両の1台は、Joy耐に参戦したレース用車両の「ツーリングモデューロ・インサイト」(176号車)。レース用の足回りではなく、街中での走行を想定した仕様で、土屋圭市、伊沢拓也、ピストン西沢の3選手で7時間耐久レースに挑戦、予選81位、決勝63位という結果を残した。
燃費と環境性能だけが特に注視されるハイブリッドカーに対し、走りもあるというホンダの回答が、今回展示されたインサイト各車で見て取れたのではないだろうか。