東京オートサロン。ブラックのエスクテリアに銀色に輝くボディーパーツが目を引く『プリウス』を展示しているは、DAMD(ダムド)。インテリアはアイボリーの総革張り、大人の為の上質なスポーツサルーンに仕上げたという。
今回DAMDが出展した『DAMD Styling Effect PRIUS』は、高級車から乗り換えても満足が得られる仕上がりにすることにより、富裕層をターゲットとしている。
ダムドの関係者によれば、プリウスのユーザー層は2極化しているといい、富裕層がセカンドカーとして購入する場合と、経済的なクルマとして購入する層に分かれているのだという。
DAMDでは、車種に合わせたカスタマイズを展開しているといい、同じハイブリッドカーでも『インサイト』では、「スポーティーカー」とキャラクターを変えている。
DAMDは、メーカーのディーラーオプションとして採用されるなど業界でも老舗といえるカスタムパーツブランド。しかし、一般的にアフターパーツは新車購入時に取り付けることが多いといい、新車販売不調の影響は大きいようだ。
「アフターパーツメーカーも新車が売れないとつらいです」と関係者は語り、海外の富裕層向け商品を展開する一方、国内ではプリウスのアフターパーツでも市場をとっていきたいと意気込む。