ポルシェは2日、ロサンゼルスモーターショーで『ボクスタースパイダー』を発表した。動画共有サイトでは、“サンデーモーニングドライブ”をテーマにしたPRビデオを公開中だ。ボクスタースパイダーは、運動性能において、ボクスターシリーズの頂点を目指して開発。通常のボクスターとの違いは、そのスタイリング。フロントウインドスクリーンは低く抑えられ、リアには『カレラGT』を連想させる2個のパワードームが追加された。エンジンは「ボクスターS」と共通の直噴3.4リットル水平対向6気筒。ただし、吸排気系に専用チューンを受けた『ケイマンS』用ユニットとなっており、最大出力はプラス10psの320ps、最大トルクはプラス1kgmの37.7kgmを獲得する。トランスミッションは6速MTと7速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)。PDKの「スポーツクロノパッケージ」はローンチコントロール機能が付く。車重はボクスターSよりも100kg以上軽い1275kgに抑えられ、0 - 100km/h加速は4.8秒、最高速はオープン状態で267km/hという優れた性能を発揮。0 - 100km加速はボクスターSの5.2秒よりも、0.4秒速い。重心が大きく下がったため、スポーツサスペンションは、スパイダー用に専用設計された。日本での価格は、866 ‐ 913万円だ。PRビデオは、風光明媚なドライブルートとして知られる米カリフォルニア州モンテレーが舞台。通常のボクスターは電動トップだが、スパイダーは軽量化のために簡易的構造のソフトトップを採用しており、その取り付けシーンなどを見ることができる。
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