【VW ポロ 試乗】まったくもって嫁いびりの姑…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
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『ポロ』に7速DSG! なんて大盤振る舞いなVWなのだろう。俄然やる気むんむんでのぞんだ試乗会。そりゃ、悪いワケがない。なので今回は重箱のスミつつきである。

座るとヒップポイントが高い。身長170cmの私のせいか。いや、それだけじゃあるまい。低く感じる理由はウェストラインが低いから? それともフロントウィンドーのタテが短いからか。なんだか落ち着きの悪いポジションである。

1.4リットルの自然吸気エンジン。『ゴルフ』のターボチャージャーに比べると、やはり当然ながら低速からのトルクは少ない。車重がないからイケるかなと期待したけれど、そこはやっぱりダメみたい。ついでに7速もあるとパドルシフトが欲しくなる。これをパコパコ使いこなせたら、燃費そうとうよくなるだろうに。MTモードはあるけれど、やっぱりシフトレバーでチェンジよりもハンドル握りながらパドルでやりたいと、運転未熟な女子は思うのである。

ハンドルの質感は、もうひと声! 後部座席はオシリを掘り込んで天井との高さを稼いでいる感あり。なんて、まったくもって嫁いびりの姑状態。でも、そのくらいケチつけたいほど、ポロってばオリコウで完璧で、購買意欲くすぐられるクルマなんですよ。やばい、買いそう。せめて、2010年に1.2リットル+ターボエンジンが出るまでは、自制心をきかせたい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト
1962年横浜市出身。いま一番購買力があるとされるアラフィー世代を代弁する軽妙な論調に定評あり。交通安全啓蒙に力を注ぐほか、子供たちに命の大切さを伝えるノンフィクション作家としても活動。近著に『ハチ公物語 - 待ちつづけた犬 -』(講談社青い鳥文庫)。
《岩貞るみこ》

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