フォルクスワーゲングループは13日、10月の世界新車販売の結果を明らかにした。フォルクスワーゲン、アウディ、シュコダ、セアトを含めたグループの総販売台数は、55万7300台。前年同月比は11.1%増を達成した。
フォルクスワーゲンブランドでは、前年同月比17%増の34万9800台を販売。好調の大きな要因が中国市場で、56.8%増の10万0300台をセールスした。『ボーラ』『ジェッタ』『パサートMagotan』が牽引役を果たす。
また、ブラジルでは『ゴル』の人気により、前年同月比21.6%増の5万4000台を販売。地元ドイツでは新型『ポロ』が売れた効果で、33.6%増の6万3100台をセールスしている。
2009年1 - 10月のグループ全体の累計販売台数は、532万台。前年同期比は0.6%増と、市場全体が10%以上縮小している中、健闘を見せている。