【VW ポロ 新型発表】ユーザー調査の結果

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初代VW『ポロ』の登場は『ゴルフ』が発表された翌年の1975年だった。それ以降4世代にわたって1100万台以上のポロが世界中で販売されてきた。この数字は毎日900人ものお客様に新しいポロを納車してきたことを意味している。

フォルクスワーゲンAGフォルクスワーゲンブランド研究開発担当取締役Dr. ウルリヒ・ハッケンベルグ開発担当役員は「5世代目となるポロを開発する前に、我々は既存のユーザーを十分調査しました」と話す。それによると、ユーザーはポロの品質、快適性、技術、トータルバランスは高く評価するものの、より魅力的なデザイン、より高品質な室内、運転する楽しさの向上を望んでいた。「こうした数々の発見により我々は新型ポロの開発目標を設定した」という。

「まずは全長4m未満でありながら力強く個性豊かなデザインの実現を目指し、VWブランドの新しいデザインランゲージをベースにデザインしました」

「また同様に重要な目標としては、小型セグメントで最も効率的なエンジン、ダイナミックなドライビング、そして、より上のクラスの安全性や品質を実現することでした」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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