間もなく市販されるホンダ『CR-Z』。そのインテリアで最も力を入れたのは3Dメーターとそれを包み込むクラスターパネルであるという。
「メーターは一眼メーターで、クルマの持つ大事な情報であるタコメーターとスピードメーターを集約しています」とこのクルマのインテリアをデザインした、デザイン開発室第1ブロック1スタジオ研究員、尾崎貴史さんは語る。
「その横に水平に広がるバー形状でフューエルバッテリーや燃費計等を配置しました。真ん中の一眼メーターに対して水平基調に並べることでコントラストをつけ、視認性を考えながら、先進感や未来感をテーマにしてメーターを構成しているのです」
このクルマのインテリアの見どころは「6速MTや小径ステアリングを使って、ほんとに走りに振っている。そういうコクピット感というものを大切にしています」と先進的なスポーティさをアピールした。