フェラーリ 599、12台のみの中国専用限定車…メーター文字盤は漢字!

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599GTB フィオラノ
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フェラーリは5日、『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)の中国向け限定車「HGTEチャイナ」を発表した。中国富裕層の購買欲をかきたてる専用装備を採用し、わずか12台のみが販売される。

599GTBフィオラノは、2006年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。6.0リットルV12(620ps、62kgm)をフロントに積むフェラーリのフラッグシップで、0-100km/h加速3.7秒、最高速330km/hとフェラーリの頂点にふさわしい性能を誇る。

フェラーリは今年3月のジュネーブモーターショーで、599のHGTEパッケージを発表。HGTEとは、「ハンドリングGTエボルツィオーネ」の略で、足回りやトランスミッションをいっそうスポーツ寄りにチューニング。内外装も専用にドレスアップした仕様である。

中国向けの599の限定車は、このHGTEがベース。中国人有名アーチスト、Lu Hao氏とコラボレーションし、特別な599に仕上げられた。

外観は赤いボディカラーを基本に、ルーフをマットグレーで塗装。アルミホイールも専用デザインとされ、限定車らしい装いとした。

注目はインテリア。秦の始皇帝時代に中国の統一文字として制定された小篆(しょうてん)があしらわれた。例えば、ドライバー正面のタコメーターの文字盤は、一から十までの小篆が並び、ステアリングホイール上のエンジンスターターにも小篆が使われている。

また、トランク内には専用レザーバックを装備。13世紀後半にイタリアの商人、マルコ・ポーロがたどったシルクロードの地図が描かれている。

この限定車は12台を販売する予定。日本では、フェラーリのメーターに漢字が使われることなどあり得ないが、フェラーリは、中国の富裕層にこのような演出が効果的ということを熟知しているのだろう。
《森脇稔》

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