ニコル・レーシング・ジャパンは17日、BMWアルピナ『B3 S』など計7車種のヒューズに不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1999年5月11日から2005年8月26日に輸入された566台。
原動機ECU用ヒューズとブレーキ倍力装置の負圧ポンプ用ヒューズを共用したため、負圧ポンプが作動して過電流が生じた場合、ヒューズが切れ、原動機ECUに電源が供給されなくなって原動機が始動できなくなるおそれがある。
全車両、負圧ポンプ専用のヒューズを増設する。
不具合発生件数は7件で、市場からの情報と国土交通省の指摘でわかった。事故は起きていない。