ビー・エム・ダブリューは、ネオレトロなスタイルを特徴とするクルーザー『R 12』の限定モデル「LIMITED EDITION(リミテッド・エディション)」を、全国のBMW Motorrad正規ディーラーにおいて、国内40台限定で12月5日より販売を開始する。
BMW R 12は、伝統的な空油冷水平2気筒エンジンとシャフト・ドライブ機構を採用するヘリテイジ・セグメントのモデルとして2024年にデビュー。それまでの『R nineT』シリーズのコンセプトを引き継ぎながらも、新設計のスチール・チューブラー・フレームの採用をはじめ、エンジン・マネジメントの刷新やシフト・アシスタントProの採用、さらに環境規制への対応をおこなった。
なかでもBMW R 12は、従来のシリーズにはないフロント19インチ/リア16インチのディメンションと745mmのシート高を実現した新感覚のクルーザー・モデルであり、エンジンの出力特性も独自の味付けとするモデルである。また、従来シリーズ同様に、自由なカスタマイズが可能なことも特徴のモデルである。
◆ボバースタイルを実現した特別仕様
BMW R 12 リミテッドエディションBMW R 12 LIMITED EDITIONは、リア・エンドの印象を大きく変える「リア・クローシャーBobber」キットを装着して、近年のカスタム・シーンで人気の高いBobber(ボバー・スタイル)を実現している点がスタイリングでのハイライトである。
シートに変更はないが、専用のリア・フェンダー、ならびにファイナル・ドライブ・マウントのナンバープレート・ホルダーを装着することで、リア・タイヤが大胆に露出する軽快なリア・エンドを演出している。
また、特徴的なトースター・タンクには、ゴールドのダブル・ピン・ストライプを採用している。さらに、ドラッグ・ハンドル・バーとOption 719ハンドルバー・エンドミラーShadowを採用してコックピットの印象を一新している。
前後ホイールにはゴールド・アルマイトが印象的なクロススポーク ホイールIIを装着し、モダンなカスタム・バイクとしてのスタイリングを際立たせている。さらに、クランク・ケースのBMW R 12エンブレムに限定車の証であるLIMITED EDITIONのデカールを追加している。
BMW R 12 リミテッドエディション
◆主な装備と価格は
BMW R 12 LIMITED EDITIONの主な装備は、クロススポーク ホイールII、OPTION 719ハンドルバー・エンドミラー Shadow、ドラッグ・ハンドル・バー、リア・クローシャー Bobber、専用デカール、LIMITED EDITION専用エンブレムなどとなる。
メーカー希望小売価格は260万3000円(消費税込み)。ETC2.0車載器を標準装備し、3年保証が付く。






