アルピナ創業家が新ブランド「ボーフェンジーペン」設立、ザガートとGTカー共同開発

ボーフェンジーペン・ザガート
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イタリアで開催された「フオーリ・コンコルソ2025」において、自動車業界に新たな高級ブランドが誕生した。ドイツの自動車メーカー「Bovensiepen(ボーフェンジーペン)」とイタリアの名門コーチビルダー「ザガート」によるコラボレーションモデルが世界初公開された。

自動車界で長い歴史を持つボーフェンジーペン家。現在はBMWをベースに、優れた走行性能を体現する特別な車両「アルピナ」を製造するメーカーとして知られている。フオーリ・コンコルソでのボーフェンジーペン・ブランドの立ち上げは、同社にとって新時代の幕開けとなる。数十年にわたるエンジニアリングとデザインの卓越性に、ザガートという家族経営のアトリエの職人技と美意識が組み合わさった結果だ。

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「私たちの目標は、デザインとテクノロジーの完璧な融合を評価する鑑識眼を持つ愛好家のための車を作ること」とボーフェンジーペン・オートモービルのアンドレアス・ボーフェンジーペンCEOは語る。

『ボーフェンジーペン・ザガート』は、バイエルン製のエンジニアリングとミラノ製のデザインのコラボレーションを具現化したものだ。BMW『M4クーペ』をベースにしたデザインには、エレガントなプロポーション、長いボンネット、象徴的なダブルバブルルーフ、彫刻的なボリューム、ステンレス製フロントグリル、完全に格納可能なフレームレスウィンドウなど、ミラノの特徴が色濃く表れている。

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ボーフェンジーペン・ザガートの製造には250時間以上の労働と400以上のカスタムコンポーネントの組み立てが必要で、熟練した職人たちに委ねられている。最初の納車は2026年第2四半期末に予定されている。

《森脇稔》

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