プジョーは、フランクフルトモーターにおいて、7シーターのミニバン『5008』を発表した。特徴はCx値0.29、Scx値0.77というTGV並みの推進力係数と、上質な内装、リアシートエンタテインメントの充実などとなっている。
日本ではお馴染みの7シーターミニバンだが、プジョーは「MI」セグメントに5008を投入する。空力特性を考えたフロントからルーフまでのデザイン、プジョーらしい優美なラインを保っている。
内装は運転ポジションや視界について人間工学的に最適化されたものだといい、ヘッドアップディスプレイも装備される。また、1.7平方mのフロントウィンドウと1.69平方mのガラスサンルーフによって、全面から上部にかけての視界が非常に広く、車内の採光も充分にとれるようになっている。
2列目は独立型の3座シートとなっており、別々にスライド可能だ。3列目のシートも含めてレッグスペースは充分とれるとしている。また、フロントシートのヘッドレスト裏側には2台のモニタが設置できるようになっている。モニタのサイズは7型だ。
安全面では、前方の車間距離の警告システムとインテリジェントなトラクションコントロールシステムを採用している。