ポルシェ カレラカップ ジャパン 第7戦…トップ争いでクラッシュ発生

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前日の第6戦に続いて7月26日にスポーツランド菅生で開催されたポルシェ カレラカップジャパン(以下PCCJ)の第7戦。この日も気温は30度で、ドライバー・マシン・タイヤにとっては非常に過酷なコンディションだ。

前日のレースではゼッケン8清水康弘の連勝記録がついに止まったが、このまま清水選手が引き下がるとは思えない。前レースで優勝した中村嘉宏選手、再三の猛攻を抑えきって2位を勝ち取ったゼッケン88塙翔選手とどう渡り合うのか、大いに注目される。

グリッドは6戦の決勝レースの順位順。ポールは中村選手、2番グリッドはGARMIN PORSCHEの塙選手、3番手に清水選手、4番手にクラスBのゼッケン55水谷晃選手、そして同じくクラスBのゼッケン16マイケル・キム選手と続く。

スタートでは、塙選手が好スタートを決めて中村選手を交わしトップで第1コーナーに進入。中村選手は挽回すべく塙選手に猛攻を仕掛けるが、前戦でも清水選手の追撃を凌ぎきった塙選手はオーバーテイクを許さない。3周目終了までのバトルは続いたが、上位2台による攻防のスキを虎視眈々と狙っていた清水選手が4周目の第1コーナーで中村選手を交わして2番手に上がり、前戦の雪辱を果たすべく塙選手に襲いかかる。しかし、ここで波乱が。

直後の第2コーナーで清水選手が塙選手のリアに接触。スピンした塙選手に、清水選手がふたたび突っ込んでしまう。2台はピットまで何とかたどり着くものの、再スタートは無理とあきらめ、リタイアとなった。漁夫の利を得たのは3番手を走っていた中村選手。トップに浮上すると、追撃を許さず独走でチェッカーを受けた。

その後方ではマイケル選手と水谷選手が激しいバトルを繰り広げたが、水谷選手がマイケル選手を抑えて総合2位に、マイケル選手は3位となった。以下、ゼッケン47海宝善昭選手、ゼッケン3世戸竜児と入った。

清水選手・塙選手のリタイアにより、ポイントランキングも大きな順位の変動が生じた。クラスAでは中村選手が122ポイントでトップに立ち、清水選手は116ポイントで2位。クラスBは安定して上位を獲得しているマイケル選手が130ポイントでトップ、第6戦/第7戦で連続してクラス優勝を飾った水谷選手が124ポイントでマイケル選手を追い上げる。

次戦は9月12・13日、舞台は富士スピードウェイ。清水選手の巻き返しなるか、勢いに乗る中村選手はどう対するか。そしてあと一歩のところで優勝を逃している塙選手の初優勝なるか。混戦を極めるクラスBのトップ争いも注目。見どころに尽きないレースになりそうだ。

《北島友和》

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