グロンホルム、パイクスピークでの熱い走り

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米国の自動車メディア『モータートレンド』は、19日に米国コロラド州で開催された「第87回パイクスピーク国際ヒルクライム」に参戦したフォード『フィエスタ』のラリー仕様、「フィエスタラリークロス」の映像を、動画共有サイトで公開した。

1916年に開始されたパイクスピーク国際ヒルクライムは、米国で2番目に長い歴史を持つモータースポーツだ。競技は全長19.3kmの道路を一気に駆け上がり、タイムを争う。標高はスタート地点が2877m、ゴール地点が4300mで、標高差1423m、コーナー数156。コース後半の路面は未舗装路で、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンするという過酷なモータースポーツだ。

新型フィエスタは、2010年の米国導入が決定済み。すでに「フィエスタムーブメント」と題して、先行PRキャンペーンを全米で展開している。今回のパイクスピーク参戦は、フィエスタの高性能をアピールするのが目的だ。

フォードはパイクスピーク参戦に当たって、スウェーデンのOlsbergモータースポーツ社と協力。同社と欧州フォードが共同開発したフィエスタラリークロスで出走した。

フィエスタラリークロスは、『フォーカスRS』用の2.0リットル直4ターボを徹底チューン。最大出力800ps以上を発生する。駆動方式は4WDで、足回りはオーリンズと共同開発。このマシンは今シーズンから欧州ラリー選手権に投入され、第2戦目となる5月上旬のポルトガルラリーで、優勝を果たしている。

パイクスピークに挑んだドライバーは、フォード『フォーカス』を駆り、WRCで30回の勝利と2度のタイトルに輝いたマーカス・グロンホルム選手。「フライングフィン」のニックネームで親しまれるグロンホルム選手の素晴らしいドライビングテクニックは、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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