【新聞ウォッチ】トヨタとマツダ、HV技術で提携 日経

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年7月16日付

●欧州14か月ぶり、新車販売プラス、6月(読売・8面)

●新社長12年ぶり日本人 クライスラー日本、七五三木氏昇格(読売・8面)

●「静かすぎて気づかぬ危険」HV車音出す装置を 国交省年内に方向性(朝日・1面)

●デンソー・矢崎総業米制度適用、GM債権の一部回収(産経・12面)

●新車、頭金だけでOK トヨタ、残額は3年後(産経・12面)

●電気自動車のタクシー認可、三菱製、新潟で(産経・12面)

●GM前会長退職金減額、でも合計7億円超(産経・12面)

●ガソリン125円台、15週連続値上がり(東京・6面)

●トヨタ、マツダと提携、ハイブリッド技術、基幹装置10万台規模供給、完成車欧州で独自生産(日経・1面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車とマツダの両社がハイブリッド(HV)技術で提携する方向で最終調整に入ったと、きょうの日経が1面トップで報じている。

それによると、トヨタがハイブリッド車の基幹装置を供給し、マツダは同装置を組み込んだハイブリッド車を2013年にも発売する。トヨタがハイブリッド基幹装置を本格的に外部供給するのは初めてという。

自動車関係者によると、トヨタとマツダの接近は、米フォードがマツダ株の売却に踏み切る情報が流れた昨年夏頃からマツダの井巻久一社長(当時、現会長)が熱心に“トヨタ詣で”を行い、水面下での交渉が始まったとされる。

また、マツダがトヨタの支援を受けてハイブリット車の発売を開始するのが2013年というのもミソ。その頃にはトヨタの所有するハイブリッドの特許技術の大半が期限切れとなるからで、見方を変えれば、それまでにトヨタはハイブリッド車の比率を高めていち早く世界市場を席巻したいという思惑もある。

それにしても、パナソニックや三洋電機などの電池メーカーやモーター、制御ユニットなどの部品メーカーはしばらく“HV特需”が続きそうだ。

《福田俊之》

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